ぽじトーク!※ある流浪のマーケターのポエミーブログ

ポジションではなく、ポジティブトーク。

海外と宗教事情

インバウンド&グローバル化時代到来です。

今までグローバルの何のと色々言われてきましたが、一部の大企業を除き、海外対応と言うのは殆どやっていないと感じます。特に、海外旅行客や海外市場をターゲットとしたビジネスは、セミナーとか見ても頓珍漢な事ばかり。

厳しい言い方すると、セミナーとか聞いていても酷いのは凄くて、講演者がこんな感じ。

  • 日本人フィルターが強すぎて現地を知らない
    (海外駐在員していたのに、私より現地語を知らず、現地の友人が少ない)
  • モノゴトの認識や判断の基礎となる思想、宗教に興味がない
    イスラム圏のビジネスしてて、派を知らないとか。アメリカ企業とビジネスしていて、アメリカ人の多くがキリスト教だって知らないとか)
  • 海外取引に、軍事由来の法律や規制がある事を知らない
    (いるんですよ。なんで、こんな人がセミナーやってるのか本気で意味不明。)

こんな感じでしょうか。ともあれ、いずれも、ちょっとマトモなセミナーや本を見れば、すぐに書いてある事なんですが、これらを無視したセミナーや本の方が受けが良いのは、多分「理解が難しい」んでしょうね。日本人に限った事ではないかもしれませんが。

 

特に宗教観については、「物事の常識と判断の基礎が根本的に違う」というのは、言うのも理解してもらうのも、難しいでしょうね。

 

世界的には、「創世神の直系の子孫が、皇帝として、そして国民の精神的統合の柱として、21世紀もいつづける国」なんて、ファンタジー系なかっちょええ国も身近にあります。

……その国、日本です。日本に生まれ育って、他の物差しにぶつかった事が無いと「当たり前」なんですが、まぁ、こういう風に平たく書いてしまうと、「あれ?」と思う人もいるかと思います。

誤解して欲しくないのですが、私は「良い・悪い」の話では無くて「なんか、根本的に違うんだな」という事に、気づいてほしいんです。

海外のパートナーと、仲良くなれたら、次にぶつかるのは、ここらへんです。そのクリアーの仕方は、お互いに「まぁ、基礎が違うよね」と理解しあって、自分の拠り所たる「物差し」も複数の見方をある、という事を理解して、お互いに尊重するところから始める所だと思います。まぁ、尊重っても、いろいろ程度はありますが。

私なら、それしかアドバイスしようがありません。。。と常日頃思っているのですが、こういう話をセミナーで聞いた事が無いですね。

 

で、こう書いても「またまたぁ~、なんだよそれ」みたいな事をおっしゃる方が多い、というか、圧倒的多数です。別に、理解しなくてもいいので、リスクマネジメントして、こう言う事があるんだな、くらいに認識していただければ。

例えば、比較的親しみがある(と思い込んでいる)キリスト教については↓な事例もあります。

…ちなみに、しゃれになんないので、詳しく言えないですが「ハラル詐称」とか、マジでやめた方がいいですよ。

と言うわけで、まとめっ!

  1. グローバルのインバンドのと、海外ブームが本格化。でも、けっこう怪しいセミナーとか本があるけど重要な事が抜けているので要注意。
  2. 抜けてる重要な事に、「宗教観=物事の判断基準の基礎」という非常に難しい問題がある
  3. 問題解決のポイントは、「良い悪いではなく、違う」という事を認め、尊重する事(程度はある)

では皆様、良い旅を!