ぽじトーク!※ある流浪のマーケターのポエミーブログ

ポジションではなく、ポジティブトーク。

顧客指向!?なんでワザワザそんな事を言うのだろうか?

:まとめ:

  1. 「顧客指向」ってワザワザ言うほど難しい事らしい。というか難しく言う人が多いのでは。
  2. 人間は「自分が買わないようなものでも、お客様は買う」という自己中に走ってしまうようだ。
  3. 「自分自身が顧客だったら」というイマジネーションと、家族や知人に聞くのをお勧め。ただし、腰ぎんちゃくに聞いてもダメ。

 

このブログを読む人がいるかどうか分かりませんが、書き方のスタイルを模索中です。今回は、最初に「まとめ」を出してみました。

◆「顧客指向」って難しくないと思うんです

さてさて、最近気になっている言葉があります。それは「顧客指向」です。

私も良く言われました。

 

「顧客指向で考えろーっ!」 (おー、ニューヨークに行きたいぞーっ!)
「顧客指向は大事だーっ!」(そうかー!大事なのかーっ!)
顧客オリエンテッドだーっ!」(おー!日英折衷用語かーっ!)

 

で、正直、かなりの間、理解不能だったんです。と言うのは、たまたまでしょうけど、顧客指向って大きな声で言ってくれる人ほど、こんなやり取りになりがちでして…

A氏「君は顧客指向が無いねー」
俺氏「どんな人で、何のために買うかという点については、私はアンケートから類推するに…」
A氏「・・・とにかく、顧客の為を思っていない、君は」
俺氏「(ファッ!?)」

うーん、顧客指向って難しいですね。まぁ、ターゲットを見据えて、付加価値を特定し、それに見合ったものを作ったり売ったりする事じゃないかと、ずーっと思っていたのですが。

自分に価値が無いものを、おカネ払ってモノやサービスを買いたい人はいるでしょうか?

私は子供のころからマニアックな消費者なんで、「納得の価値」が無ければモノが買えないという困った人です。それが功を奏しているのでしょうか、顧客指向って聞けば聞くほど、当たり前なんですよね。

そんな構えるほどの事ではないと思うのですが。。。

 

◆「作り手の独りよがり」になるから顧客指向という言葉が必要?

人間たるもの、いや、生物たるもの楽したいのは当然です。もう、私だって、もう、一生使いきれないほどの金を手にして、働かずに美女に囲まれて、楽ちんな人生を送りたいです。。。

閑話休題

顧客指向を考えるというのは、先に述べた通り、顧客が欲しいものを考えるって原則的な事だと思っています。なんで、それをワザワザ「顧客指向」と言うのかというと、原則を忘れちゃうからなんでしょうか。

よく私が、プロジェクトでついつい水を差してしまって、失敗したなーと反省するのですが、つい言っちゃうのが、次のような言葉です。

「それ、あなただったら買いますか?」
「あなたは、それを体験しに来ますか?」
「あなたのご家族や友人は、いくら出すと思います?」

…でも、そこで押し黙って目を背けてしまう方もどうかと思いますが。自信を持って「もちろん!」と返してくれるのはレアケースです。

どうも、人間と言うのは、「自分や家族が買いたく無いものでも、お客様なら買う」という謎の自己中心的な思考に走りがちのようです。

 

◆「自分・家族・知人なら買う」と考えを巡らせ、聞くだけでいいのでは?

商品やサービスを考える際に、こういった自己中がはびこっていくのは、「顧客指向」なんて有難い難しい単語のせいかもしれません。

だいたい、「指向」って"向かう"見たいな意味ですよね。「志向」って書く場合もありますが、"心が向かう"って意味ですよね。一見して意味がわからない、不思議な単語です・・・・業界用語みたいなもの?でしょうか。

…単に「これ欲しいですか?買いますか?」って話だけじゃあ有難くないんでしょうか…

結論としては、まず何かの商品なりサービスなりを考えたら、「自分なら欲しいか、買うか」を考えて、OKならば家族や知人に聞く、そこでOKであれば、今度はユーザー様に聞けばいいんじゃないでしょうか。顧客指向とかむつかしく考えずに。

ただ気を付けないといけないのは、聞く相手です。その昔、偉い人が「これ、欲しいですか買いますか?」と聞いたら、その方に取り入りたい方たちが「欲しいです、買いたいです」と口をそろえて言うもんで…結果は、ご想像にお任せします。

 

:蛇足:

ちなみに、商品開発のプロジェクトで、最もターゲットユーザーっぽいお客様ズに聞きに言った時のお話。

俺氏「こ~んな感じにしようと思ってるんですけどね~」
お客様ズ「おー、いいね、欲しいね。それマジで出来るの?」
俺氏「マジでできます。●●円で、買いますか?」
お客様ズ「それマジいいよ、買う買うw」

…その後、笑っちゃうほど売れました。
まぁ、難しく考えずに、こういうノリが重要だと思う次第。

 

では、良い旅路を!