ぽじトーク!※ある流浪のマーケターのポエミーブログ

ポジションではなく、ポジティブトーク。

夫婦同姓・別姓選択制を推したい

 「生き方選ばせてほしい」サイボウズ社長
青野社長、やりましたね!陰ながら応援してます。

 

私も青野社長と同じく、夫が姓を変えました。
そうして初めて分かったことは、様々な民間・公共の登録情報、証明となるものを書き換えなきゃいけなかったり、最悪ビジネスが止まるケースがある事。これがややこしいのです。

私が気づいた範囲で、姓を変えて生じる、ややこしい事態は以下のような感じです。

1)非生産的なことに、やたら時間を取られる

免許証の書換えに警察署に行ったり、口座の名義を変えに銀行に行ったり、カード、保険、国家資格証明書、所属団体の登録名、契約書の変更、、etc

これ、対応してくださる方も、私も付加価値が生まれない時間ですね。
手続きが勝手に終わるようにするか、夫婦別姓を許容してほしい。

ちなみに、某大学に記録に新姓を追加してくれ~とお願いしたら「できません。ちなみに、各種証明や成績照会が必要な時には都度、戸籍謄本を持ってきてください」と言われました。ふふふ、私が有名人になっても、●●砲的な過去を洗い出すのは難しくなったぜ~。

2)ビジネスが停まる
戸籍の変更に2週間ほどかかります。長すぎます。
その間、取引先企業によっては登録や契約が出来ないケースがあります(ありました)。旧姓を書けば私文書偽造(厳密にはそうらしい)、かと言って新姓だと証明が無いという…ぉぉい!

社長業をなさってる方とか、戸籍証明を提出しないといけないような登記や契約が2週間も完全停止してしまうのは、ビジネスチャンスのロスに繋がるリスクですよね、これ。

ちなみに、某国家資格の証明書ですが、新姓の証明書が出るのに3週間以上かかりました。変更届出すのに戸籍証明が必要なので、戸籍証明が出るまでの2週間+3週間…つまり1ヶ月かかりました。その間、仕方ないので色々待ってもらいました、ゴメン!でも俺のせいじゃないよ、


あと気になるのは、海外出張のある方は「国が証明となるものを発行しない」とか要注意なんじゃないでしょうか。パスポートの姓を変えた後も、ビザが旧姓だったりすると、理由なんて聞かずに入れてくれない国なんて結構あります(出発数日前にこの事に気づいて、大使館に駆け込んだ知人がいます)。

蛇足ですが、某国の会社登記や営業免許とか、姓の変更って許容されるのか疑問です(例のごとく、窓口の担当者次第でしょうかね)。某国の会社代表をしている方は、事前にそのリスクを考えた方がよさそうです。

◆まとめ◆
私は、全員が夫婦別姓であれと主張はするつもりはありません。
明治時代に夫婦「別姓」が制度化され、その後、夫婦「同姓」制度になったなんて話を持ち出して、夫婦同姓は日本の伝統でも何でも無いなんて言うつもりもありません。

夫婦同姓に重きを置く方の考え方は、尊重します。

ただ、私なんぞでも「付加価値を生まない非生産的な手続き時間が多い」事や、グローバルなビジネスパーソンなら「海外ビジネスのリスクがある」事が、選択的な夫婦別姓の是非の論議で軽んじられているように思うのです。

つまり、私のように夫婦同姓に重きを置いていない人の”いろいろ不便だから、夫婦別姓でいさせて”という考え方も、尊重してくれないでしょうか。

結婚して姓を変えるのは圧倒的に女性です。生産性向上や女性活躍を大きなテーマにする日本の国民なら、夫婦別姓を選んでも「おう、好きにしな」くらいの度量を見せて欲しいです。

もし夫婦同姓が必須のままであれば、(1)国内の旧姓⇒新姓の変更手続きは工数をゼロにし、(2)海外のお役人さんの「姓が変わるなんて知らん、手続きなんて無いし、つまりNoだ」という謎対応をゼロにして欲しい。もしくは、(3)結婚しなくても夫婦と同じに扱ってほしい(子供の戸籍とか)。

そんな風に思います。