ぽじトーク!※ある流浪のマーケターのポエミーブログ

ポジションではなく、ポジティブトーク。

観光資源は、観光資源化していなければ、ただの地元のモニュメント

観光周りのマーケティングに気を付けていると、たまに「わが街は観光資源が豊富で、今後の観光を盛り上げます」的なことを耳にします。

まぁ、「〇×市観光ビジョン」あたりでも、そんな事を述べて、観光地の広告宣伝の話に展開されたりしていますが、結構ありがちなのは、

  • TripAdvisorの口コミがヒトケタ前半
  • 周囲(国内、国外)に聞いても誰も、どこにあるかも知らない

といった所でしょうか。

そして、お得意のRESASを見てみると、滞在人口が動いている気配がないというか、むしろ昼間人口は周辺地域より減っているというケース。

つまり、データ上は単なる住宅地。観光資源と言っているものは、単に地元のモニュメントに過ぎなかったりするわけです。

観光資源化が全然されていないわけです。これを売り出して、人を呼ぶのは結構大変です。まずは人が来るような意味のある面白いストーリーを組み立てる必要がある。

当然、観光客は1日1か所めぐって終わり、なんて時間の使い方はしないわけですから、ほかの観光スポットなり、なんなりを組み合わせた観光巡りルートも組み立てなければいけない。

その上で、人々に知られないといけないわけです。

 

19世紀、ナポレオンがエジプトに出征したとき、スフィンクスは肩まで砂に埋もれていました。もう少し放置していたら頭まで埋まっていたでしょう。
それを掘り出したからこそ、世界レベルの観光資源となっているわけです。

 

どんなに歴史的価値があっても、面白いものであっても、観光資源化されていなければ、観光資源としての魅力は成り立ちません。

ここで、私独自の観光資源化の尺度を公開します。

 

観光資源化の尺度

1:そこにあるだけ、地元の人たちが価値があると思っているだけ。

2:たまたま訪れた人も面白い、楽しいと思える「訪れる価値」がある。

3:口コミなどで、普遍的に「訪れる価値がある事」を証明され始めている。

4:認知され始め、近隣観光地を訪れる人の「一つの目的地化」している。

5:広く認知され、「重要な目的地化」している。

 

それぞれの段階で、取り組み方は異なります。
「わが街(町、村)の観光資源」は、観光資源化のどこにあたるでしょうか?
どうぞ、皆様の「観光資源」を「観光資源化」して、楽しい我が国を作ってください!